2015/12/01

念願のはずの






先日、大好きなふくろうに触れ合うべく、ひとりで都内のカフェへ行ってきた。
わたしのような女一人の客は珍しく、客層は夫婦、親子連れ、観光客だった。けどそんなことはあまり気にならず、ひたすら大きいふくろうから小さいふくろうまであらゆる種類のそばに寄って眺めていたのだが、浮いていたぼっちのわたしに気を遣ってくれたのか若い外国人男性店員が、ちいさなふくろうを腕にのせに来てくれた。フワフワで可愛かった。
念願のカフェだったのだけれど、物凄く短いロープの足枷や、室内の狭さ、そこで羽根をバタつかせる鳥たちの様子をみて、何となく萎えてしまい、満足感とは別の形容しがたい感情を胸に抱いて店を出た。
もちろん、わたしのような鳥好きがいるからこそ成り立つビジネスであり、ここが無ければふくろうに触れられる機会は一生なかったかも知れないし、貴重な施設の一つではあると思う。






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