2015/11/08

tour toriology

 
 
 
 
昨日はclammbonのアニバーサリーライブだった。
 
ステージにメンバーが現れて爆音に包まれた瞬間から鳥肌。
 
ああ、生の音ってすごいなあ、と。
 
今思い出しても目頭が熱くなるのだけれど、懐かしい
 
ファーストの曲も、今聴くとなぜか新曲みたいだった。
 
新しいアルバムの「noir」は、音響の凄さというか、
 
会場で聞く深みと重みが凄かった。菅野よう子がゲストで
 
ストリングスとともに奏でた「yet」の感動は、筆舌に尽くしがたい。
 
そして今回も「バイタルサイン」。前回同様、泣きながら必死で
 
ステージの3人の演奏を目に焼き付けた。
 
「便箋歌」は、わたしが徳島で行き詰まってた頃、友人が
 
「さゆちゃんに捧げるけん」といってカラオケで歌ってくれたので
 
思い出深かった。当時のことが想起されて、また涙が止まらなかった。
 
『そんなあなたでいてほしくない 願うわたしを忘れないで』って
 
当時身を削るような恋に焦がれていたわたしを心配して、でも、
 
けっして見放したりはせず、この歌詞のように優しく
 
彼女はそばにいてくれたよなあ。
 
 
話がそれてしまった。
 
アンコールが終わって、メンバーが舞台袖にはける時、
 
何度も、何度も、何度も、顔の前で両手をあわせて
 
客席にお礼を言うミトさんが印象的だった。
 
何かのインタビューでみた、今後のバンドの展開への憂いも
 
あるのだろうか。感謝の表明は、
 
現実的な面(バンドとして売れ続ける事など)
 
と向き合うからこそなのかなあと思ったりした。
 
これからも3人それぞれがのびのびと音楽を
 
変わらず発信していってくれることを願って、強く手を振った。
 
そしてこんな素晴らしい機会をいつも与えてくれる
 
親友に感謝である。チケットとってくれてありがとう。
 
帰りにふたりで食べた餃子の王将、おいしかったなあ~~
 
 
 
 
 

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