2015/06/06

嘘みたいなモラトリアム





3月の終わりに仕事をやめて地元に帰ってきて、もう、6月。今月から完全に無職。すごい響きである。働いてたのが嘘みたい。
次第に仕事をしない日常があたりまえになってきて、真の意味で「日常」と化してきている。信じられない。


多分、働かないなんて、罪悪感で自分には耐えられないだろうなーと思ってたけど、嘘みたいなモラトリアムが、これはこれで楽しいものである。稼ぎがないのに消費すること(遊んだり、お金を使うこと)に後ろめたさを感じない事はないけど、今は、今しか出来ない事を存分にやり抜こうと思い直した。いや、開き直った。そんなわけで、二週連続で週末旅行。先週もめっちゃ楽しかったけど、今日も楽しい。


振り返れば、4月は本当に地獄だったと思う。何の疑いもなく信じていたものが、アッサリと崩れ去った。こんな辛いことがあるのかと思った。5月もその後遺症で苦しんだ。そんな最中、あるカフェでベトナムに住み込みの契約社員を募集していて、全部をいったん手放したい衝動に駆られがちだった私にはぴったりだと感じて真剣にその件を検討していたのだけど、最近白紙に戻した。6月は少しだけ落ち着いてきて、ようやく先のことを見つめられるようになってきた。やっぱり離れたくない。


人生、なるようになればいいなあ。




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