映画の「かぐや姫」見た。忘れないうちに以下、その感想を。
全体的に鉛筆でデッサンしたかのようなアニメーション。
正直、抵抗はあったけどすぐに慣れた。
驚いたのは、その描写の細やかなこと。
小刻みに揺れる草花や、激情で勢いよく流れる風景など。
映画館のスクリーンで鑑賞できてよかった。
あと、ラストがコミカルに描かれていたのもよかったなー。
涙が出たけど、つい、ふっと笑ってしまった。
エレクトリカルパレードを彷彿とさせるので。
しかし、あれだ。かなしかったり、たのしかった記憶が
羽衣を纏った瞬間にぶっ飛ぶとおもうと、
せつなすぎて涙がでるよ。
育ての親の心情をおもっても、本人の気持ちを考えても。
ま、月に戻るから自然なことなんだけど。
その無常さがいちばんわたしの胸を締め付けた。