2012/01/09

こどもの話




じつは、今の仕事に就くまで、そんなにこどもが好きじゃなかった。

子供がきらい、というわけではなく、

「夢は保育士!子供が可愛いから」みたいな、

積極的接触欲がなかっただけ。

こどもと接する機会の多い今の仕事を始めて、

小さい子は可愛いとおもうし、いずれはじぶんも子供がほしい

と思うようになった。



今年のお正月に甥っ子が実家に帰ってきていた。

さいしょは警戒心をむき出しにしていた彼だが、

数時間すれば次第に慣れ、ひまさえあれば抱きついてくるようになった。



こどもって本当に素直。

りんごジュースがおいしければ笑うし、

苦手なものを食べさせられた時の眉間のしわなんて、

名刺がはさまりそうなほどに深い。

大人にもそういう顔をするひとはいるが、

表現がストレートなだけで

こどもの純粋さとは一線を画すような気がする。



甥っ子が駆け寄って抱きついてくる時の、嬉しそうな顔は、

とても可愛かったなぁ。わたしまで幸せにする笑顔。

へんな言い方だけど、新年早々すてきな出会いをした。

今度会うのは、盆かなあ?

おおきくなっているんだろうな。楽しみだ。



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