2014/07/29

嗜癖後記

 
 
 
 
今更ながら。嗜癖。後記。
 
 
 
わたしの嗜癖は、たったひとつ。
じぶんの心から愛するものを、
真っ直ぐに追いかけることだった。
 
それは、はたから見て美しくもあるし、私自身からすれば
苦しくもあった。そのくらい一生懸命だった。4年間どんな時も。
感想として『いい意味で狂気を感じた』といわれるのも
われながら納得できる。
それらを凝縮してブックにまとめたのが「shiheki」だった。
 
匿名の感想に
『過去を残して思い出すのは、ステキなのか、弱いのか』とあった。
その答えはそれぞれだと思うのだが、そんな問いかけをレスポンスとして
受け取れただけでも、写真展をさせてもらった意味があったなとおもう。
 
「shiheki」をみて、気分を害した人もいるかもしれない。
ここを見てる気がするから書きますが、ごめんなさい。
「区切り」の意味でも、どうしても出したかったものなのです。
 
 
 
ずっと、OM2と被写体に頼りきった撮影をしてきたけど、
今後は新しいカメラに触れていきたい。失敗しながら
新しい可能性を切り拓きたい。
 
撮りたいものを撮る。
大切な人の記憶を記録にかえる、
 
というじぶんの写真の軸はブレないだろうと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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