2013/05/06

梅佳代さん

 
 
 
 
そういえば、先月、梅佳代展にいった。
 
思わず「ぷっ」と噴き出してしまうようなストリートスナップとか
女子中学生たちを寮に招いて撮った初期作品とか
たくさんあって、見応え抜群だった。行けてよかった。
 
今回わたしは、東京の旅にはナチュラクラシカしか
持って行ってなかったんだけど、
それは、「じぶんの目線を純粋に切り取る」
(マニュアル一眼だとぼかしたり狙いこんだりしてしまうので。)
という試みのもとそうしたのであって、
梅佳代さんの
『笑ってもらうためではなく、自分のなかで「はっ」とさせられる瞬間を
追っているだけ』だというコメントとすこし重なった。
 
梅佳代さんの写真は、完成度に重きを置いてなかった。
狙ったものではないのに、
ユニークで、どこかおかしくて、
不思議と印象に残る。奇をてらっている風でもないのに。
 
作りこまれた写真も面白くて大好きだし
みてて刺激を受けるけど、
今の自分の写真を撮るという営みに関しては、
日常のはっとした何気ない瞬間を切り取る
梅佳代さんのスタンスにものすごくシンパシーを覚える。
 
 
 
 
 
 

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